たった半日で約1000万円の支援を集めるVTuberが出現 → 目的はまさかの「リアルな生首」製作

もはや何人いるのかわからないほど数が増えたVTuber(バーチャルユーチューバー)。VTuberそのものに対するネットでの人気は衰えを知らず、時に「祭り」とでも呼ぶべきバズを起こすことがある。

2019年5月12日、その歴史に新たな一例が加わった。VTuberの斗和キセキさんがクラウドファンディングを使用し、たった半日で約1000万円もの支援をゲット。最終的な支援金額は1400万円を突破。しかもその目的は、彼女自身の「リアルな生首」作り

・インスタが目的

生首を作るとだけ聞くと、サイコなヤバいヤツに思えるが……

斗和キセキ「私のめちゃくちゃリアルな生首を作って、それをマネキンの首と取り換えて服を着せれば、バーチャルYouTuberでも気軽にインスタができるんじゃないでしょ~か!!」

と、生首の使用目的は割とまとも。VTuberは肉体が3DCGなため、本物の服を着てインスタに写真をアップするのは困難。それを解決する名案? が生首というわけである。

・目標金額は10万

こうしてクラウドファンディングサイト「Campfire」にてプロジェクトを作成。目標金額を10万円にして、パトロンを募り始めたのが2019年4月13日のこと。

彼女のTwitterによると、目標の10万は開始から8分で達成されたもよう。その後も200万、300万と金額は膨れ上がり、募集終了の2019年5月12日の夕方の時点でおよそ500万円に到達。

予想を超えすぎた金額に焦りを見せる本人をよそに(あるいはそれが面白いからか)、そこから0時までの数時間で支援が一気に加速。半日程度の間に1000万円近く支援は増え、最終的に1475万7500円もの資金を集めてフィニッシュ

似たような「金額が異常に高騰する系の祭り」は時折ヤフオクなどでも発生し、結局いたずらだったりするのがお決まりだ。しかし「Campfire」はいたずらでの支援などはできない仕組み。

本人もTwitterにて、

斗和キセキ「何回も言うけど支援してもらったお金は生首以外にビタ一文使わないからね

だってそれが・・・”筋” だと思うから・・・」

と覚悟を語っているため、公約どおり1400万円全てを用いてリアルな生首が作られると思われる。完成すれば、史上最も制作費のかかったアニメマスクの一つになるのではないだろうか? ギネスとかいけたりしないんですかね。

等身大のフィギュアやドールに……ということなら、1400万円もなんとなく使い切れそう。しかし今回はあくまでも頭だけである。製作過程は動画になるということなので、一体どのようなものが出来上がるのか楽しみに待ちたい。

・ガンダムアストレイレッドフレーム改

ちなみに斗和キセキさんが公式YouTubeに最初の動画を投稿したのは2019年の3月1日とつい最近のこと。上がっている動画も記事作成時点では6本。けして多くないのだが、フォロワーは記事作成時で11万人を超えている。

数多のVTuberが活動する昨今において、デビューから数カ月でここまでの支持を集めるケースはなかなか無い。一体なぜ……? と思う方もいるだろう。筆者の知る限りの範囲でこの人気について説明すると、それは彼女の3Dモデルに理由がある。

動画を見ればお分かりいただけると思うが、斗和キセキさんの背中には三角形のパーツが装備されている。ぶっちゃけこの三角形が一体何なのかはよくわからない。

しかし、ビジュアル自体はガンダムシリーズの1作に登場する「アストレイレッドフレーム 改」という機体を髣髴(ほうふつ)とさせる……ということで、デビュー早々に意図せず「レッドフレーム改」を知るガンダムファンからの注目を集めてしまう

そのときTwitterでは「レッドフレーム改」というワードがトレンド入り。メジャーとは言いがたい「レッドフレーム改」の謎のトレンド入りに、レッドフレームで検索するガンダムファンが多数発生。斗和キセキさんに行き着くことで、瞬く間にフォロワー数が激増という出来事があったのである。

それゆえか、現在でも斗和キセキさんの活躍についてTwitterで検索する際には、彼女の名前である「斗和キセキ」よりも「レッドフレーム改」で検索するほうが良くわかるということも、あわせて記しておこう。

参照元:Twitter @towakisekivYouTubeCampfireAmazon
執筆:江川資具


Source: ロケットニュース24