マクドナルドで「グリルポーク定食」を食ってみた / ベトナムのマクド、日本より進んでる説

「マクドなのにご飯あるやん。もはやモスやん。っていうかモスみたいなライスバーガーじゃなくて、定食っぽい雰囲気出してるやん。ハンバーガーっぽさゼロやん。気になるやん。食べてみるやん。……素敵やん

──となった話を紹介したい。場所はベトナム。旅行で訪れたホーチミンで、時間つぶしのためにマクドナルドに立ち寄ったところ、上のような体験をすることになったのだ。

・期待値ゼロで注文したらこうなった

マクドナルドは国や地域ごとの独自メニューがあり、私が見つけた「Grilled Pork Rice with Egg」なるメニューもその1つ。日本のマクドナルドでは見ないメニューなので、物珍しさから注文することに。

ただ、正直に言うと味に対する期待値はゼロだった。あるのは、「マクドにグリルポーク定食あるやんけ!」というテンションのみ。だから「まずくても仕方がない」くらいの気持ちで注文したのだが……食べ終わったときには「日本のマクドナルドも導入はよ!」という気持ちになっていた。

なにせ米がうまい。粒がはっきりしており、ハンバーガーチェーンとは思えないような味。米にかかっているソースも、照り焼きっぽくて箸(スプーン)が進む。ポークこそソーセージエッグマフィンのパテイのような肉だが、これがライスにめちゃくちゃ合う

新たな発見……といえば大げさだが、「そうか、あのパテイにこういう食べ方もあったのか」と気づかされた体験であった。

たしかに、全体的に死ぬほどウマいわけではない。ライス・肉・キュウリ・目玉焼きのセットなので、シンプルといえばシンプルなメニューである。ただ何というか、余計なものがなくて ちょうどいいのだ

そして何より素晴らしいのは、このメニューがハンバーガーチェーンの概念からはみ出しまくっていること。つまり……

「マクドナルドなんだからハンバーガーを出すべき。ハンバーガーじゃなかったとしても、最悪パン系の何か。100歩譲って米だとしても、バンズに使うとかしてハンバーガーに寄せていかないと。普通のライスにポークって、それもうハンバーガーチェーンちゃうやん

──的なものを、ベトナムのマクドナルドは心地よく無視している。実に痛快……と思うのは私だけだろうか。

・朝マックで約320円

ちなみに、私がこのグリルポーク定食を見つけたのは午前9時過ぎだったので、朝マック的なメニューかと思われる。また、価格はドリンク付きで6万5000ドン(約320円)と、ベトナムの物価を考えれば安くはない。

それだけあれば、現地で十分においしいものが食べられるので「ベトナムに行ったら絶対にマクドナルドに寄るべき」と言うわけではないが、日本のマクドナルドに慣れている人からしたら、メニューを見ているだけでも面白いはず。空港で待ち時間を潰すときなどに、お店を覗いてみてはいかがだろうか。

Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24