【パパママ必見】お子様ランチ発祥のお店、日本橋三越と松坂屋上野店のお子様ランチを徹底解剖! その魅力に迫る

子育て中のパパママの心強い味方、お子様ランチ。子供が大好きなオカズがこれでもかと盛られたお子様ランチを食べれば、きっとご機嫌ナナメな坊っちゃんも笑顔になることだろう。

ところで、お子様ランチの起源を皆さんはご存じだろうか? 実はお子様ランチには2つのルーツがあり、したがって「お子様ランチ発祥の店」も2つあるのだ。そんな2つの店を今回は紹介したい。いずれも元祖の名に恥じない魅力タップリのお子様ランチだったので、ちびっ子をお抱えのパパさんママさんは必見だぞ!

・お子様ランチの起源とは

そもそも「発祥のお店」が2つあるとはどういうことなのだろうか。まずはその点からご説明させていただきたい。

まず、1930年に東京の「日本橋三越」にある食堂が考案した「御子様洋食」というメニューが一つ目のルーツ。まだ子供用メニューが一般的でなかった時代だけに、コロッケやスパゲティなど子供が大好きな食べ物ばかりを盛り付けた「御子様洋食」は、ちびっ子たちから熱い支持を受けたという。

それに対し翌1931年、「お子様ランチ」という今に至る名称を考案したのが「松坂屋上野店」の大食堂だ。これが2つ目のルーツである。

・2大「元祖」を実食取材! その魅力に迫る

そんな2つの店は、店名を変えながら今もなおデパート内で営業を続けている。果たして「発祥の店」に相応しいクオリティーのお子様ランチが出てくるのか? そして、両店の味や見た目の違いは? 食べ比べをしてきたのでレポートするぞ!

なお筆者は現在30歳だが、いまだにポテトやらコーンやら、子供好きしそうな食べ物が大好きである。その一方でシイタケやら高野豆腐やら、「大人になったら美味しさが分かるよ」と言われていた食べ物の美味しさがいまだに分からないでいる。そんなワンパク子供おじさんな筆者は、今回の食べ比べ検証にはうってつけの人材といえよう。

・驚きの仕掛けで日本橋三越が先制パンチ!

はじめにやって来たのは日本橋三越。新館5階にある「カフェ&レストラン ランドマーク」でお目当てのお子様ランチは提供されている。

入口横のショーケースに展示されているサンプルを見てみると、機関車を模したプレートにエビフライやハンバーグなどのオカズが可愛く盛り付けられている。これぞお子様ランチといった趣きで、良い感じだ。しかしこのとき、筆者はまだこの「機関車型プレート」の秘めたる実力を知る由もないのだった…!

さっそく店内に入り、お子様ランチを注文。

ランチョンマットは2種類のデザインから1つを選べるぞ。

取り皿には永遠のキラーコンテンツ、ドラえもん。

お、注文したお子様ランチが運ばれてきたぞ。

って……オイ! 機関車が煙吹いとるがな!

まさに今にも走り出さんばかりに、モクモクと煙を吹く機関車。坊や、こういうのが好きなんだろう? とばかりにモクモクと煙を吹く機関車。悔しいがこれには一本取られた。30歳のオッサンがテンション上がってしまうのだから、ちびっ子たちは狂気乱舞だろう。おそるべし日本橋三越。

ちなみに煙の正体は煙突部分に仕込まれたドライアイス。全く体に影響はないので、ご安心いただきたい。

さて、気になる料理はこんな感じ。チキンライス、エビフライ、ハンバーグ、ソーセージ、ポテト、スパゲティ、オレンジというラインナップ。これに選べるジュース(オレンジ or アップル)が付く。なお、オマケのオモチャなどは付かない。お値段は税込み864円だ。

お味の方はというと、長嶋茂雄さんの言葉を借りていうなら「いわゆるひとつのお子様ランチ」である。もちろん美味しかったが、何これウンメェェェェ!!!!!! となるようなオカズがあるわけでは決してない。しかし、お子様ランチはそれでいいのだ。

個人的に芸が細かくて良いなと思ったのは、白ご飯とチキンライスを組み合わせて富士山に見立てた「富士山ライス」。どうでもいいことだが、温暖化の影響で富士山から雪が消えてしまったら、これは全てチキンライスで表現されることになるのだろうか。

そんなわけで、日本橋三越は子供心をくすぐる仕掛けにあふれたお子様ランチであった。さあ次は松坂屋上野店の出番である。果たして「機関車ポッポー」に勝るインパクトを残すことはできるのか? 敵は手強いぞ? 覚悟は出来てるな、松坂屋ァァァ!

・味へのこだわりが半端ない松坂屋上野店

場所は変わり、松坂屋上野店である。お子様ランチを提供しているのは、本館7階にある「お好みダイニング カトレヤ」

さてさて、こちらのお子様ランチはどんな感じかな?

み、見た感じは普通だ……!

なにせ「機関車ポッポー」を見てしまった後である。ビジュアル面のインパクトには欠けると言わざるをえない。料理はチキンライス、エビフライ、ハンバーグ、ソーセージ、ポテト、ナゲット、サラダ、青りんごゼリーというラインナップ。日本橋三越と同様、ジュースはオレンジ or アップルから選べる。価格は税込み980円だ。

確かに美味しそうだが、「機関車ポッポー」は手強い。ちょっと美味しいくらいでは日本橋三越には勝てないよ? なんて考えながらとりあえずナゲットにかじりついた瞬間、私は今までの考えを悔い改めることになった!

ウ、ウメエ…! ウマいよ母さ~ん!

よくある衣のふやけたナゲットではない。まさに「今揚げました」と言わんばかりのサクサクのナゲットである。

よく見てみると、他のオカズもお子様ランチらしからぬ装いだ。日本橋三越ではハンバーグにケチャップをかけていたのに対し、こちらはデミグラスソース。ポテトも日本橋三越ではマクドナルドに近い細切りタイプを採用していたのに対し、こちらはいわゆるホクホクタイプ。エビフライにはさりげなくタルタルソースが添えられている。

ははん、さてはお主、「味で勝負するタイプ」のお子様ランチだな?

他のオカズもどんどん食べ進めていったが、いずれも掛値なしのウマさ。オシャレなカフェの日替わりランチでこれが出てきても、決してガッカリしないだろう。それくらいのクオリティーだったぞ。

ちなみに松坂屋上野店では、オマケとして子供用オモチャが一つ付いてくる。やはりいつの時代でも、オモチャは子供にとって嬉しいもの。「機関車ポッポー」のインパクトにはさすがに敵わないが…。

・どちらの店に行くかは子供の年齢をみて決めるべし!

ここから先は子供どころか結婚すらしていない筆者の個人的感想だが、どちらの店が子供にウケるかは年齢によって変わるのでは? と思った次第だ。

まだ就学していない小さな子供の場合、圧倒的にオススメなのは日本橋三越だ。何度も繰り返すが「機関車ポッポー」のインパクトは絶大である。子供がはしゃいでくれる姿を見るのは、やっぱり親ならば嬉しいもの(ですよね)。

逆に小学校低学年くらいの子供であれば、本格的な味付けの料理も少しずつ楽しめるようになってくるだろう。したがってオススメは松坂屋上野店だ。てか松坂屋のお子様ランチは大人が食べても普通にウマい。

「デパートでお子様ランチ」という言葉に、どこかレトロな雰囲気を感じるのは筆者だけだろうか。平成から令和へとつながる大型連休は、子供と手をつないでデパートにお出かけしてみてはいかがだろう?

なお両店ともに、お子様ランチは大人でも注文することができる。ただし、松坂屋上野店のオモチャについては子供のみとなっているので悪しからず。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 カフェ&レストラン ランドマーク
住所 東京都中央区日本橋室町1-3-10 日本橋三越本店 新館5F
時間 11:00~19:00(LO 18:30)
休日 百貨店営業日に準ずる

店名 お好みダイニング カトレヤ
住所 東京都台東区上野3-29-5 松坂屋上野店 本館 7F
時間 11:00~20:00(LO 19:30)
休日 百貨店営業日に準ずる

Report:グレート室町
Photo:RocketNews24.

こちらもどうぞ →「おとなのお子様ランチ」


Source: ロケットニュース24