極太そばが歯を跳ね返すようなコシ!『誠や9号店』が激戦区・人形町に足りないものを持っている / 立ち食いそば放浪記:第161回

東京を歩けばそば屋に当たる。それほどにそば屋が多い都内には「激戦区」と呼ばれる地区がいくつかある。人形町もその1つ。

福そば』『きうち』など、立ち食いそばの名店がひしめくこの街で、また1つ名店を発見したためお伝えしたい。これだよこれ! 人形町に足りないものはこれだった!!

・人形町に足りないもの

前述の通り、有名店が2つもある人形町。しかし、私(中澤)は心のどこかで思っていたのだ。この街を「激戦区」と呼ぶには何か足りない……と。思えば、『福そば』も『きうち』も細麺の名店である。そう、足りないものの正体とは……

田舎そば。

「田舎そば」とは、黒っぽく太いそばのことを呼ぶ。一般的には、そばの風味が香る素朴な味わいと言われているが、今回ご紹介するのはそんな田舎そばの名店。その名も『誠や9号店』。この店のそばがこれでもかと言うほど田舎そばなのである。

・コシ強し

極太の麺を食べてみると、まず驚くのはコシ。歯が跳ね返されそうなほどにコシが強い。そんな麺をガシガシ食べると、濃厚なそばの香りが鼻に抜ける。

・洗練された後味

食べ心地は抜群。しかしながら、さらに特筆すべきはのど越しにあるだろう。個人的なイメージだと田舎そばは細麺より「もっさり」した後味という感じだが、キリッと辛いつゆとのコンビネーションでのど越しはスッキリ。

その洗練された後味はまるで細麺の爽やかさ。食べ心地はしっかりボリューミーなのに食べれば食べるほど欲しくなる。田舎そば……お前こんなこともできたんだな

田舎そばのポテンシャルを思い知らされるこの店。ちなみに、天ぷら、卵などのトッピング2品が無料である。人形町に足りないものを補っているので、激戦区でその名が轟くのも遠くない……かもしれない。

・今回紹介した店舗の情報

店名 誠や9号店
住所 東京都中央区日本橋人形町3-1-9
営業時間 月~金11:00~15:00、17:00~22:00 / 日11:30~14:30
定休日 無休

Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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Source: ロケットニュース24