【ラーメン二郎】「15分で食べて」と時間制限のある店舗で、客の食べる時間を計測してみた / タイムリミットまで残り1分! そのとき店主は!?

首都圏のみならず、北海道や東北、関西地方にも出店するほど全国的に人気を誇る「ラーメン二郎」。その中毒的に美味しいラーメンを愛する者たちは「ジロリアン」と呼ばれ、私もその一人であることを自負している。しかし、3月下旬……ある店舗で食事の “時間制限” が設けられたという噂を聞きつけ、衝撃が走った。

・「時間制限」……だと……?

ネット上の同志(ジロリアン)によると、「ラーメン二郎 荻窪店」に、 “時間制限” を設ける旨の注意書きが張り出されたという。すかさず現場へ直行し、自らの目で確かめてきたら……

「当店、お食事時間を15分程度でお願いしております。混雑時はお声がけすることもございますのであらかじめご了承くださいませ ラーメン二郎荻窪店」

・15分って……やれんのか!?

実際に食べたことのある人ならわかると思うが、二郎のラーメンは標準の「小サイズ」でも一般的なラーメンの2倍、3倍のボリュームがある(店舗によって多少の差はある)。美味しいのだが、ある種の決意と覚悟を持って挑まないと完食できないのが二郎だ。それを15分で食べろだなんて……やれんのか!?

・みんな何分ぐらいで食べるか、計測!

そこで実際に「荻窪店」でラーメンを食べてみて、私を含め、他の客が何分ぐらいで完食をするのか計測してみることにした。ということで、さっそく店内の券売機で「小サイズ」を購入。

ちなみに、私と同じロット(同じタイミングで麺が茹であげられた “同期” )の人たちの推定スペックと注文内容は下記の通りだ。

①【30代・男性】小 / ヤサイ・ニンニクマシ
②【40代・男性】小 / ヤサイ・ニンニクマシ
③【30代・男性】小 / ニンニク・アブラマシ
④【30代・男性】小 / ニンニク ※筆者
⑤【20代・男性】大 / ヤサイ・アブラマシ

それぞれラーメンの丼が配膳されたタイミングからストップウォッチで計測をスタートし、「ごちそうさま」と丼をカウンターに上げた時点をゴールとする。なお、多少の誤差はあると思うが、参考記録として受け取ってもらえれば幸いだ。

・「荻窪二郎」到着

きたきた、注文した「ラーメン小、ニンニクのみ」が到着しました。さぁ〜食うぞ〜〜!! ……とその前に、目の前の丼をじっくりと眺める。なんせ荻窪の二郎へ来るのは久しぶりなもんで、へへへ……。

ふっ……うつくしい……これぞ二郎。そうだ、ジロリアン読者のために麺とかブタとか乳化したスープを接写しよう!! 

……いや、今日はそんなことをしに来たのではない。普通に食べて、完食時間を計測しないといけないのだ。というか15分以内で食べないといけないんだ。 大丈夫かな……

・結果発表ぉぉぉぉぉぉぉおおおおお!!!!!!!!

ということで、食レポを豪快にブッ飛ばして、速やかに結果を発表します。

①【30代・男性】小 / ヤサイ・ニンニクマシ → 10分10秒
②【40代・男性】小 / ヤサイ・ニンニクマシ → 8分26秒
③【30代・男性】小 / ニンニク・アブラマシ → 8分33秒
④【30代・男性】小 / ニンニク → 11分32秒 (筆者)
⑤【20代・男性】大 / ヤサイ・アブラマシ → 14分00秒

終わってみれば、私と同じロットの同期はみんな見事に15分以内に完食できた! 絶対に誰か脱落者が出ると思ったのに。良かった良かった。

・ラーメン二郎「小」を完食する平均時間は……

さて、この記録からみんなの平均完食タイムをはじき出してみると……10分40秒。ただし、第5走者の20代・男性は「大サイズ」を注文しているので、標準的な「小サイズ」4名分のタイムから再計算してみたら……先生、出ました!

平均タイムは「9分50秒」!

 

「9分50秒」であります!

・タイムリミットまで残り1分! そのとき、店主は!?

ちなみに「大」を注文した第5走者の男性は14分ジャストで、タイムリミットまであと1分と結構ギリギリな記録だった。先にゴールインした私は店の外からその様子をヒヤヒヤ……いや、正直に言うとワクワクしながら見ていた。

だって、残り時間が迫ったとき、何が起きるか見たいでしょう……? 店主のカウントダウンとか始めちゃったりするのかな? とか。

しかし、その下衆な期待は空振りに終わった。私が見た限り、店主は全くと言っていいほど客の食事時間を気にしている様子はなかった。ただただラーメンを淡々と作り、なんだったら助手と談笑したりして、終始和やかな雰囲気が厨房の中にあった。そんな牧歌的なムードの中で、第5走者の彼は14分ジャストという記録でゴールインしたのであった。

・なぜ「15分」の時間制限? 

しかし、「小サイズ」なら平均10分弱で食べることが出来るとわかったし、それでいて店主は時間を気にしていないようだし。どうして15分の時間制限を設けたのだろうか? その答えは、「アレ」にあるのかもしれない……。実は注文してからラーメンが提供されるまで、私はある別の注意書きがカウンターに貼られていることに気づいた。それは……

「食中食後の携帯電話・スマートフォンの操作はご遠慮下さい」

・「ながら食い」「居座り」防止か

ここからは推測だが、スマホなどでSNSや動画を見ながらダラダラ食べたり、あるいは食事を終えた後もスマホをいじりながら居座ったりする客が多いのではなかろうか。

そんな行為をしては店の回転率は悪くなって売上が落ちるばかりか、外で並んでいる客の待ち時間までも長引き、まさに誰も得しない結果を招く。そうした状況を防ぐための「15分ルール」だとしたら理解できると筆者は思うが、みなさんはどう思います?

・食事中の◯◯はダメ!

スマホが普及した今の時代、誰もが一度や二度「ながら食い」をしたことがあると思う。自宅でやる分には自由だが、外食時はお店や他の客に迷惑がかかる恐れがあるので自粛が必要だ。あと単純に品が良くないから、イイ大人はいつなんどきでも控えよう!

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 ラーメン二郎 荻窪店
住所 東京都杉並区荻窪4-33-1
時間 月・火・水・金11:30~14:30、18:00~22:00 / 土11:30~17:30
休日 木・日・祝日

Report:ショーン
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24