【緊急事態】ディズニーマニアが「ダンボ」のティム・バートン監督に質問したら会場の空気が凍り付いた

2019年3月29日、映画『ダンボ』が公開される。これは名作として知られるアニメーション映画「ダンボ」を約80年ぶりにリメイクしたもので、実写映画であること、そして監督を鬼才「ティム・バートン」が務めたことでも話題だ。

そのティム・バートン監督に……当サイトのディズニーマニア「田代大一朗」が……出会った。都内で行われた記者会見に潜入したディズニーマニアは、ティム・バートン監督への質問に成功! だがしかし、現場の空気が凍り付いていたことにディズニーマニアは気付いていない──。

・質問は1つだけ

当サイトではたびたびハリウッド俳優や監督、プロデューサーへの単独インタビューを敢行している。今回も「ティム・バートンにインタビュー出来たらアツいな~」なんて思っていたのだが、日本でのプロモーション活動はわずか1日しかなかったティム・バートン監督。残念ながら単独インタビューは不発に終わった。

だがしかし、ネットメディア向けに行われた小規模な記者会見に潜入成功! ティム・バートン監督をこの目で見る機会なんて、人生でもそうそうあるわけではない。というわけで、ディズニーマニアと共に都内で行われた記者会見の現場へと足を運ぶことにした。

確実に質問ができるインタビューとは違い、記者会見は質問ができるかどうかさえ分からない。今回参加するメディアは10社ほど。わずか30分ほどの会見だったので「1つ質問が出来ればいい」と我々は考えていた。その1つの質問にディズニーマニアの思いの全てをぶつけてもらう作戦だ。

──田代さん、田代さん。ティム・バートン監督にする質問決まりましたか?

「うーん、何を聞きましょうかね? 映画のネタバレになるようなことは聞けないし、せっかくならここでしか聞けない質問をしたいですし……」

──もう、お任せしますんで。田代さんらしい質問をしてください。

「はい……。何を聞こうかなぁ……」

・いよいよ当日

質問が決まらないままに迎えた当日。常にキラキラしているディズニーマニアの表情にも焦りの色がうかがえる。現場には他メディアの記者たちやカメラマン。そこにティム・バートン監督が通訳さんを連れて登場した──。

会見は終始なごやかに進んだ。記者が質問し、通訳さんが監督に伝える。そして監督の言葉を通訳さんが日本語にする。例えばこういった質問があった。

記者A「監督はもともとダンボがお気に入りだそうですね」

監督「そうなんだ。僕自身がダンボを理解できたんだよ。奇妙で他者とは違うと見られるところもそうだし、普通なら欠点となるところを肯定的に捉えて、逆に美しさにしてしまうところとかね。ダンボには他のキャラクターにはないインスピレーションを受けたよ」

記者B「今回は実写化だったわけですが、どこに注意しましたか?」

監督「アニメのダンボは大好きだけど、そのままリメイクするものではないと思っていたんだ。いま世の中は混とんとしている。だからこそダンボの持つ感情や感覚をシンプルに表現したかったんだ。そう、素直にシンプルにね」

記者C「監督の映画にはサーカスがよく登場します。サーカスに対して特別な思い入れがあるのでしょうか?」

監督「子供の頃はサーカスが怖かったよ。捕らわれた動物もいるし、ピエロも怖かった。ただ “こんな家は飛び出してサーカスの一員になるんだ!” というフレーズがとても好きでね。サーカスの “仕事も居場所もない人間が集まり何かを成す” その発想が魅力的でとても好きなんだ」

そしていよいよディズニーマニアの順番がやってきた。和やかな雰囲気とは言いつつも、目の間にいるのは超大物監督。私(P.K.サンジュン)も、他社の記者たちもやはり緊張している。さあディズニーマニア田代よ……どんな質問をするんだ?

司会「それでは次の質問お願いします」

田代「First of all, I want to thank you for making such a wonderful movie. I really love how you turned the animated Dumbo into the live-action movie」

司会「し、質問は日本語でお願いします!」

\(^o^)/ まさかの英語 \(^o^)/

予期せぬ英語での質問に会場は凍り付いた──。田代は流暢な英語を使いこなすのだが、まさかこの場で英語を繰り出してくるとは……! 本人曰く「細かいニュアンスを伝えたかった」とのことだから、ディズニーマニアのピュアな気持ちがそうさせたのであろう。

ちなみに先ほどの質問は「まず最初に言わせてください! こんな素敵な映画を作ってくれて、本当にありがとうございます! アニメのダンボをもとにして見事な実写映画を生み出す監督のその表現方法がとっても大好きです」といった内容だ。現場の空気は凍り付いていたものの、ティム・バートン監督自身は意外とノリノリだったことを記述しておきたい。

ちなみにその後、田代はしっかり日本語で質問をしていた。

田代「作品に登場する魔法の羽がとても印象的でした。人それぞれ異なる魔法の羽を持っていると思うのですが、監督にとっては何なのでしょうか?」

監督「まさにその通りで、羽はみんなが持っているのさ。僕自身、魔法の羽の瞬間を体験したことがあるよ。僕は絵を描くことが大好きだったんだけど、ずっと作品には納得できずにいたんだ。そこで考え方を変えて “とにかく楽しもう!” と思ったんだ。そしたら急に自信が湧いてきた。きっと誰もが魔法の羽を持っているハズさ」

こうしてティム・バートン監督とディズニーマニアの未知なる遭遇は終わった──。

監督が何度か言っていた通り、映画『ダンボ』は、ダンボの持つ感情や感覚がシンプルに表現された作品だ。「チャーリーとチョコレート工場」のように、ティム・バートン監督作品にはぶっ飛んだものも少なくないが、ダンボに関しては親子で観られる安心感がある。

「メリー・ポピンズ リターンズ」の主演エミリー・ブラントや、映画「シュガーラッシュ・オンライン」のプロデューサーに続き、超大物とのコンタクトに成功したディズニーマニア。果たしてディズニーマニアは今後、どんな超大物と出会うのだろうか? 映画「ダンボ」は3月29日公開だ。

参考リンク:映画「ダンボ」公式サイト
Report:P.K.サンジュン
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Source: ロケットニュース24