【京都、行こう】早朝の京都は人がいなくて町歩きに最適だけど1つだけ注意点が…

そうだ 京都、行こう。」というおなじみのCMは放送開始から約25年だそうだ。季節の変わり目などにアレを見ると、急に思い立って京都行きの切符を買ってしまう人も多いんじゃないだろうか? 現在放送中のCMのテーマは「春はあけぼの」らしい。

京都へ行くと思い知るのが行き交う人の多さだ。あんまり人が多いとウンザリするし、体力も余計に奪われて無言になったりしがちである。

ちなみに「あけぼの」とは夜明けごろのこと。JR東海のキャンペーンでは今週、人混みが回避できると「朝の京都」を全面に押し出している。やっぱりみんな同じこと思ってたんだな……。京都には早朝から楽しめるスポットがたくさんあるとのことで、これは盲点だった。確かに早朝なら人は少ないはずだ。

・本当に大丈夫かな……

早朝6時の京都はとりあえず夜が明けていたので一安心。この日は日曜日ということもあってか、京都駅構内ではキャリーバックを持った旅行者ばかりが目につく。みんな『朝京都』しに来たのだろうか?

四条から祇園方面に進むベッタベタな京都観光ルートをチョイスしてみる。

四条をスタート地点にしたのは、『錦市場』へ最初に行くためだ。

JR東海ホームページには「喫茶文化が根付く京都には、朝から営業しているお店が豊富」とあり、市内で朝食を食べることが推奨されている。せっかくだったら京都らしく「おつけもん」であったり「炊いたん」などの小鉢が付いた和朝食を絶対に食べたい

京都の台所」と呼ばれる錦市場にはきっと、京都っぽい朝食があるに違いないとふんだのである。しかし……

道の先に見えた錦市場は、そこだけ深夜のごとく暗かった

朝食には完全に早すぎた。

……が、考えてみれば人がいっぱいいる錦市場にはいつでも来られるではないか。こんな静かな光景にはなかなかお目にかかれるものではない。

開店している店はなかったものの、アーケードの商店街を進んでいくと明かりがついている店も数軒あった。商店の人たちが慌ただしく朝の準備をしている光景はレアである。

「朝ごはん処」と書かれたお店を発見し、喜んで入店してみたら「開店は8時半」と言われた。この時点でまだ7時前。

錦市場を抜けて新京極へ出ても、やっぱり人はほとんど歩いていなかった。

関西風にいうと『マクド』は唯一開店していたが、ここで妥協するわけにいかないのでスキッ腹を抱えてスルーだ。

・お寺さんは早起き

チェーン店以外ほぼ全ての店が閉まっているなかで、お寺は高確率で門が開いていた。線香の懐かしい匂いも漂っていて、とても和っぽい気持ちになる……。

それはそうとお寺の数が尋常ではない。京都はお寺で有名だけど、街中にここまでたくさんあるとは知らなかった。早朝の静けさの中でなければ気づかなかったかもしれない。

先斗町へ行ってみても……

スゴーイ! 誰もいない! こんなの初めて!

鴨川沿いのゴミ拾いをしている人達がいて、心が洗われたようだったよ!

この時点で8時半ごろ。祇園には少し人が歩いている。若い女の子と中年の女性がすれ違いざまに「おはようさんどす〜」などと、仕込みを疑うほどのスタンダードな京都ことばで挨拶を交わす光景が見られた。2人とも洋服を着ているが、もしかして芸妓さんかなと想像すると嬉しくなる。

朝ごはんの店はまだ見つからず。

・寺、神社、そして寺

人の往来が少ないとあっという間に長い距離を歩けるものだ。たどり着いた八坂神社はなんと24時間営業(?)らしい!

幸運にも写真撮影する白無垢の花嫁さんと遭遇してこれまた「和」を感じた。こんなの外国人観光客が見たら大喜びするんじゃないだろうか?

・基本的には無計画なくらいがちょうどいいかも

最終的に清水寺へ到達した時点で9時半。道中で朝食を食べられる店を見つけることは、ついに叶わなかった。

しかし朝の京都には昼間とちがう様々な発見があって、個人的には大満足であった。調べてみれば早朝6時台から和朝食を食べられる店もいくつかあるようだ。

余談だが空腹に耐えきれず『抹茶ソフトクリーム』を購入すると、店の人に「立ち止まらずに、歩きながら食べてね」と厳しめに言われた。ふつう歩きながらものを食べることは行儀がよくないとされそうだけど、大観光地には独自のルールがあるようだ。これだけ空いていればよさそうなものだけど……。

10時を過ぎるとドッと観光客が増えたので帰路についた。

ちなみにこの日は3月10日。「そうだ 京都、行こう」のCMでは満開の桜の映像が流れていたけれど、実際に行ってみると桜はまだ咲いていなかった。「そうだ」と急に思い立って行っちゃう京都は最高だが、季節と朝食だけは事前にリサーチしていくことをオススメする。

有名な伏見稲荷大社安井金比羅宮も24時間立ち入りが可能なので、いろんなルートで朝京都は何度でも楽しめるぞ!

参照元:「そうだ 京都、行こう。」キャンペーン2019春
Report:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24