【謎】リンガーハットに聞いた「麺の大盛り無料」が『長崎ちゃんぽん』だけな理由

国産野菜をたっぷりと使用した「長崎ちゃんぽん」を筆頭に、皿うどんも餃子もウマいリンガーハット。個人的には季節系のちゃんぽんが大好きで、先日まで発売されていた「牡蠣ちゃんぽん」は、少なくとも4回食べた。あらゆる飲食チェーン店の中でも、リンガーハットは屈指の優良店だと確信している。だがしかし……。

私、P.K.サンジュンにはどうしても解せない「リンガーハットの謎ルール」がある。それは「長崎ちゃんぽん」だけは麺の大盛りが無料で、他のちゃんぽんは全て料金が発生するということ。なぜなんだ……! なぜ一番安い「長崎ちゃんぽん」だけが死ぬほどお得で、他のメニューには追加料金がかかるんだ……!! な、納得いかねえ。

・納得いかない謎ルール

よくリンガーハットを利用される方はご存じだろうが、リンガーハットの店内には割と大きめに「めん増量無料」と書かれたポスターが貼ってある。1.5倍も無料、2倍も無料、どんだけ優しいんだリンガーハット! ……と思いきや、麺を無料で増量できるメニューはただ1つ「長崎ちゃんぽん」だけなのだ。

リンガーハットには「野菜たっぷりちゃんぽん」をはじめ、「味噌ちゃんぽん」「きくらげたっぷりちゃんぽん」そして今ならば「醤油ちゃんぽん」など数種類のちゃんぽんがある。なのに麺の増量が無料なのは「長崎ちゃんぽん」だけ。これはどういうことなのか?

・一番安いメニューなのに

さらに言うならば「長崎ちゃんぽん」は最も価格の安いメニューだ。であるにもかかわらず、他のちゃんぽんを大盛りにする場合は100円かかる。100円が惜しいんじゃない……ただ釈善としないんだ……! いつも「長崎ちゃんぽん」より高いメニューを食べているのに、なんでさらに追加料金がかかるんだ……!! わからねえ……!

いくら考えても納得できる答えは出なそうだったので、ここはズバッとリンガーハットに聞いてみることにした。以下でリンガーハットの広報担当者とのやり取りをご覧いただきたい。

──私はリンガーハットのちゃんぽんが大好きなのですが、どうしても納得できないことがあるので質問してよろしいでしょうか?

「はい、なんでしょう?」

──なぜ、ちゃんぽんの麺増量無料は「長崎ちゃんぽん」だけなのでしょうか? たまに店内で他のちゃんぽんを頼んだお客さんが「コレはできないの?」なんて言ってるシーンに出くわします。

「なるほど……。まずですね、ご存じかとは思いますが、弊社は2009年に野菜を全て国産野菜に切り替えました」

──もちろん存じています。リンガーハットがV字回復したきっかけですね。

「そして2010年には麺に使用する小麦も全て国産小麦に切り替えたんですね」

──なるほど。

「そのときに始まったのが “長崎ちゃんぽんの麺の増量無料” なんです」

──それは長い。9年も続いているんですね。

「はい。当初は国産小麦に変更したことをお客様に知っていただくための記念キャンペーンだったんです。長崎ちゃんぽんが選ばれた理由は、看板メニューであり、一番人気のメニューだったからです」

──ほうほう。それでは9年前に始めたキャンペーンが今でも続いている、もしくはその名残りということですか?

「キャンペーンが続いているとは言えないかもしれませんが、2010年がきっかけだったことは間違いありません」

──なるほど。でも一番安い長崎ちゃんぽんだけが優遇されている感じがして、いつもそれより高いちゃんぽんを食べている身としては納得できません。

「お客様の気持ちはわかりますが……うーん」

──ただ、なんとなくわかりました。他のちゃんぽんが損というよりは、とにかく長崎ちゃんぽんがメチャメチャお得ということですね。

「そういうことになりますね」

というわけで「長崎ちゃんぽん」の麺の増量が無料なのは2010年がきっかけで、それが今でもなんとなく続いている、ということらしい。特に他のちゃんぽんが損ということではなく、あくまで「長崎ちゃんぽんだけが超お得」ということのようだ。

・長崎ちゃんぽんは超お得

ちゃんぽんに限らず、私は「王道商品」をあまり選ばない方なので恩恵は少ないが、トータルで考えたら麺の増量無料は「長崎ちゃんぽん」であった方が嬉しい人は多いのだろう。売れる定番メニューをあえてお得にするリンガーハット……そう考えるとスゴイ。

とにもかくにも、私の中で一応の謎は解けた。まあ、他のちゃんぽんでも麺の増量はプラス100円なので、おとなしく100円払うことにしよう。ちなみに、いまの季節商品「醤油ちゃんぽん」も超ウマいから、まだの人はぜひ食べてみてね! 麺の大盛りは100円だよ!!

参考リンク:リンガーハット
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24